Vim の起動時オプションについて
Vim は起動時にいろんなオプションを渡すことができる.-O
や -u
は有名だと思うけど,この度 vim -
の存在を知ったのでお役立ちっぽいのをまとめてみる.
vim -
は標準入力をバッファに流しこんで vim を起動させるもの. ls | vim -
みたいな感じで使えます (勿論 $ vim -
でハードコアなコーディングも出来るよね!).
:h starting.txt
より個人的に使うかもなのを抜粋.
option | descr |
---|---|
- |
標準入力からバッファに流しこんで起動 |
--version |
バージョン情報 |
--noplugin |
プラグイン読み込まない (.vimrc は読む) |
--startuptime {fname} |
起動にかかる時間をファイルに記録 |
+ [num] |
n 行目にカーソル置いて起動 |
+/ |
パターン検索してそこへ |
-c |
コマンド実行.+ でもいいらしい.
コマンドはファイル読み込みの後に実行される. |
--cmd {command} |
こちらはコマンドを vimrc 読み込み前に実行する |
-S {file} |
source script file |
-M |
nomodifiable で書き込みもできなくなる.書き込みのみを禁じる時は m でいいようだ. |
-b |
binary mode. |
-V[n] |
verbose を設定して起動.さらにファイルを指定すると verbosefile も設定できる |
-y |
<a href=”http://togetter.com/li/572461”>vim -y にくるしむみなさん。-- togetter |
-o,-O,-p |
略 |
-f --nofork |
gui で新しいプロセスをつくらない |
-u -U |
略 |
-x |
暗号化.読むときは自動で判定してくれるからなくてよい. |
-s {scriptin} |
ファイルを読み込んで,そこに書いてあるのを一文字一文字打ったように挙動.:source! {scriptin} と同じ. |
-w {scriptout} |
打ち込む文字を全部ファイルに吐く.-W で既存ファイルを上書き,こっちは append する. |
-w {number} |
window を n に設定.これがあるから上の scriptout は数字で始まっちゃだめ. |
--remote-* |
Vim をサーバとしてそっちに投げる的なあれ. |